ツールボックス

COROSウォッチには、アラーム、コンパス、地図設定などを含むツールボックスメニューがあり、アクティビティ中でもスタンバイモードでもウォッチのバックキーを長押しするとツールボックスにアクセスできます。

アクティビティ中は、全てのツールにアクセスすることができませんが、コンパスやマップ、ナビゲーション設定、ナイトモードなどのワークアウト関連の機能にアクセスできます。


サイレントモード

サイレントモードをオン / オフに設定します。オンに設定すると、ウォッチ上でスマートフォンのプッシュ通知が表示されません。


アラーム

既存のアラームを編集、もしくは新しいアラームを追加できます。

● 設定可能なアラームモード:1回のみ / 毎日 / カスタム

● スヌーズ時間はカスタマイズできません。


コンパス

コンパス機能では以下の情報が確認できます:

● コンパス画面:コンパスと現在時刻

● コンパス画面からダイヤルを押した先の詳細画面:コンパス、GPS座標、標高、気圧


心拍数通知

心拍数を測定し、その測定値をANT+(PACE 2、VERTIX対応)やBluetooth対応のデバイスやアプリにブロードキャストします。


仮眠

PACE 2、PACE 3、APEX 2/2 Pro、VERTIX 2、VERTIX 2Sで使用可能

COROSウォッチは1日24時間のあらゆる時間で睡眠データを記録することができます。3時間未満の睡眠は仮眠に分類され、3時間以上の睡眠は睡眠段階(浅い眠り、深い眠り、レム睡眠)が記録されます。

ウォッチのバックボタン長押しから仮眠のウィジェットを選択して、15~90分の時間を選択します。 タイマーが完了すると、ウォッチがアラートを鳴らし、睡眠データは仮眠として記録されてその日の総睡眠時間に含まれます。


オキシメーター

COROS APEX Pro/APEX 2/APEX 2 Pro/VERTIX/VERTIX 2 で使用可能

「オキシメーター」画面でダイヤルを押すとSpO2測定を開始します。

このページで利用可能なデータ:

● 高度パフォーマンス指数(標高が2500m / 8250フィートを超える場合に使用可能)

● SpO2と前回測定からの時間

● 標高

下にスクロールすると、直近24時間および3日間のSpO2と標高のグラフが表示されます。



長時間モード

長時間モードのオンに設定すると、バッテリー稼働時間が長くなります。



ナビゲーション

ウォッチに同期したルートの確認とルートナビが利用できます。

コース選択後、以下の選択肢があります:

● コース開始

● 高度データ:ルートの高度上昇と下降が確認できます。

● 出発方向:正方向と逆方向を選択可能

● 離脱アラート:オン/オフ設定可能。


地図

地図を拡大縮小でき、保存したポイントが確認可能です(この機能を使用するには地図をアプリ/公式サイトからダウンロードする必要があります)。



ストップウォッチ

ダイヤルを押して開始 / 一時停止できます。

ストップウォッチ機能の開始後、バックキーを長押しすると待ち受け画面に戻ります(ストップウォッチは起動したままです)。



タイマー

最大3つの時刻を設定できます。

*タイマー設定の上限に達した場合、新しい時刻を設定すると下書きになります。

● ダイヤルを押して開始 / 一時停止します。

● バックボタンを押してリセットするか、前の設定画面に戻ります。

● タイマー機能の開始後、バックキーを長押しすると待ち受け画面に戻ります(タイマーは中断しません)。



ウォッチフェイス

ウォッチに同期した5つのウォッチフェイスの選択/色の変更ができます。

ウォッチフェイスはCOROSアプリからダウンロードできます。



ナイトモード

COROS PACE 3/PACE 2/APEX Pro/APEX 2/APEX 2 Pro/VERTIX/VERTIX 2で使用可能。

ナイトモード機能をオンに設定すると、低輝度バックライトが常時点灯します。

*ナイトモード機能をオンにした後、次の日の出の後に自動的にオフになります。



Wi-Fi

対応モデル:COROS PACE 3, APEX 2, APEX 2 Pro, VERTIX 2

ファームウェアアップデートや地図のダウンロードなどの時に、ウォッチをWi-Fiに接続してダウンロードすることができます。

● ツールボックス ⇒ 設定 → WiFi → ネットワークの追加を選択します。ウォッチが近くのワイヤレスネットワークを検索し、利用可能なオプションを表示します。接続したいネットワークを選択すると、ペアリングしたスマートフォンからCOROSアプリに、ネットワークパスワードの入力を求められます。

● Wi-Fi機能の使用シーン:ファームウェアのアップデート、アクティビティデータの同期、地図のダウンロード。



携帯を探す

ウォッチとスマートフォンをBluetoothで接続している場合、COROSアプリからウォッチを探したり、逆にスマートフォンからウォッチを探したりすることができます。

アプリ

●  デバイスページでデバイスを選択します。

●  「デバイスを探す」を選択すると、ウォッチが近くにある場合はウォッチからアラートが鳴ります。

*注:"デバイスを探す "機能を使うには、COROSアプリをバックグラウンドで常に起動しなければなりません。この機能を使用する場合、COROSアプリを終了、アンインストールしないでください。アプリを終了すると、Bluetooth接続がすべて解除されます。

ウォッチ

●   バックキー長押し ⇒ ツールボックス

●  「携帯を探す」を選択します。COROSアプリが指示を受けると、スマートフォン側からアラームが作動します。

●  ウォッチを見つけたらいずれかのボタンを押すと、アラームが停止します。


ヘルススナップショット

ヘルス スナップショットは、30~60秒のテストを通じて心拍数、HRV、圧力、呼吸数、その他の指標をすばやく取得し、現在の身体的健康状態を理解するのに役立ちます。

基準範囲は、測定値が健康状態を反映する静かな状態に適用されます。静かではない状態で測定された結果は、現在の物理的状態のみを反映します。

● バックボタン長押し ⇒ ツールボックス ⇒ ヘルススナップショット

● 画面上の指示に従ってください。1分間の測定中は座ったままで体もウォッチも動かさず、直立姿勢を維持してください。可能な限り、会話や動作を避けてください。最も正確な数値を得るためには、朝にHRVテストを行うことが推奨されます。



音楽再生

●  音楽機能対応のCOROSウォッチを充電ケーブルでPCに繋ぎ、mp3ファイル形式の音楽データファイルをパソコン内でウォッチのファイル内の「Music」フォルダにドラッグして転送 / コピーしてください。取り込んだ音楽ファイルを再生する時はウォッチとイヤホン / ヘッドホンをBluetoothでペアリングしてください。

●  接続方法:バックキー長押し ⇒ ツールボックス ⇒ 設定 ⇒ アクセサリー

●  イヤホン / ヘッドホンをBluetoothでペアリングすれば、音楽ファイルをウォッチに保存した後にはウォッチでの音楽再生が開始できます。



バッテリー容量

● 「バッテリー容量」には、ウォッチの現在のバッテリー残量を示すグラフ、過去のバッテリー消耗を示すグラフ、前回の充電日、「標準使用」に基づくバッテリー持続時間の見積もりが表示されます。

●  この画面では次のような指標を見ることができます。バッテリー残量、稼働時間の目安、GPS使用推定残量、前回の充電、前回の充電以降のバッテリー状況。



メトロノーム

振動 / ビープ音を設定することで、ランニングや準備運動、筋トレなどで安定なリズムを刻めるようにします。


衛星シグナル

屋外でご使用ください。お住まいの地域での衛星の受信状況を表示できます。ダイヤルを押して切り替えると、さらに衛星関連の情報が表示されます。また、 運動前に使用すると衛星信号の補足効果を確認できます。


設定

設定画面ではスマホペアリング、アクセサリー追加や電源オフなど様々な機能があります。

サイレントモード:オン/オフ設定可能。

ワークアウトインターフェイス:背景色の変更:白/黒が選択可能です。

オートスクロール:データページを一定の間隔で自動的にスクロールさせます(ナビゲーション画面では使用できません)。

2|4|6|8|10s|オフ

着信通知:オン/オフの設定が可能です。

スマホへペアリング:スマートフォンと接続しているかをQRコードを使って確認することができます。

センサー:

   -- 心拍測定

       日常時の心拍数:日常時の心拍測定を10分毎/リアルタイムで設定が可能です。

       注:リアルタイムトラッキングはバッテリーの消費が多くなります。

       運動時の心拍数:オン/オフの設定が可能です。


   -- 気圧計

       データソース:標準気圧/海面気圧の設定が可能です。

       表示範囲:直近6, 12, 18時間に設定が可能です。

       単位:hpa/mmHgに設定が可能です。

       ストームアラート:荒天時のアラートをオン/オフの設定が可能です。

       (i)気圧傾向:気圧計ウィジェットの画面に表示されている矢印の情報を表示します。


   -- 校正

       高度計:GPS校正や標高を入力することができます。

       コンパス:選択するとコンパスを校正します。

       温度計:現在の気温を入力可能です。


アクセサリー:

   -- ANT+の追加(PACE 3/APEX 2/APEX 2 Pro/VERTIX 2では使用できません):

       ANT+対応のアクセサリーを検索して追加する場合に選択します。対応アクセサリーの種類:心拍測定デバイス、パワーメーター、スピードセンサー、ケイデンスセンサー、バイクトレーナー。COROS POD 1には対応していませんが、今後のアップデートで追加される可能性があります。

   -- Bluetoothの追加:

       Bluetooth対応のアクセサリーを検索して追加する場合に選択します。対応アクセサリーの種類:心拍測定デバイス、スピードセンサー、ケイデンスセンサー。


Wi-Fi:ネットワークの追加とネットワークリストの確認が可能です。

音楽再生:ヘッドフォンの追加、ヘッドフォンリストや再生中の音楽が確認できます。



位置情報

お気に入りの地点や位置情報を保存できます。アプリのルートページ ⇒ 右下のフォルダー ⇒ 「お気に入り地点」から確認/削除ができます。



安静時心拍数

安静時心拍数は、座ったままの静止状態での1分間に心臓が拍動した回数です。身体の微妙な変化を表す指標なので、安静時心拍数はより的確に身体の状態が把握できます。

テスト方法:

1、起床時にウォッチを装着して約10分静かに座った後に測定してください。

2、就寝時にウォッチを装着して眠りにつくと、自動的にモニタリングが開始されます。安静時心拍数は座っている時のほうが就寝時よりも少し高く測定されます。



カメラコントローラー

●  Insta360/Goproをウォッチで操作するには、デバイスをBluetoothで接続する必要があります。デバイスの電源を入れてウォッチのバックキーを長押し、デバイスを検索してカメラを追加します。デバイスのペアリング完了後、ツールボックス内のInsta360/GoproウィジェットからInsta360/Goproカメラが操作できます。

●  ウォッチが Insta360/Goproに接続されると、ウォッチの写真モードとビデオモードでデジタルダイヤルを使用して、ウォッチから写真撮影や動画撮影が開始 / 停止できます。

※対応するInsta360 モデル:ONE R、ONE X2、X3、GO2、X4*(VERTIX 2/2S、PACE 3、APEX 2シリーズ対応可能)


設定 ⇒ システム

言語:言語が変更できます。

English | 简体中文 | 繁体中文| Deutsch | Español | Français | Polski

ウォッチフェイス:保存されているウォッチフェイスの選択/色の変更が可能です。ウォッチフェイスはCOROSアプリからをダウンロードできます。

ジェスチャーライト/バックライト:自動/終日/オフに設定可能です。

   -- 自動:

       日没と日の出の間に機能します。例:午後5時5分~午前8時6分。

       COROSアプリで設定した就寝時間帯の間に、自動的に無効になります。

   -- 終日:何時でも手首をあげるとバックライトが自動的に点灯します。


手首:ウォッチを右手/左手に装着するかが選択可能です。

デジタルダイヤル:ダイヤルの位置を画面右側 / 画面左側に設定可能です。回転方向を時計回りでアップ / 時計回りでダウンに設定可能です。

ショートカット

設定しないもしくは、以下の機能が選択可能です:

   -- 設定後、バックライトボタンを長押しすると、指定した機能の画面に移ります。

   -- サイレントモード、コンパス、オキシメーター、HRVテスト、地図、衛星シグナル、

      ストップウォッチ、ナイトモード、音楽再生、カメラコントローラー日没/日の出時間、WI-FI


バイブ:キーバイブ/アラートバイブをオン/オフに設定可能です。

トーン:キー音、メッセージ着信音、アラーム音、運動アラート音をオン/オフに設定可能です。

タッチスクリーン:常時オン/マップ&アクティビティデータ/地図のみに設定可能です。

オートロック:日常時や運動時ロック解除の方法が選択できます。

   -- スタンバイモード:スクロール/長押し/オフ

   -- 運動モード:スクロール/長押し/オフ


単位:メートル法(km/m/cm/℃)/ヤードポンド法(mi/ft/inch/℉)に設定可能です。

日付/時間:ウォッチで表示する時間や日付を手動設定、スマートフォンと同期することができます。

   -- 24時間制:オン/オフ

   -- スマートフォンと同期:オン/オフ

   -- タイムゾーン設定:各タイムゾーンが選択できます。

   -- 時刻:現在の日付時間を手動で設定可能です。


衛星システム:GPSモード/信号などが確認できます。

   -- モード:標準GPSモード/全システム/全システム2周波(一部モデル対応可能)

   -- 衛星シグナル:お住まいの地域での衛星の受信状況を表示できます。

   -- 衛星データ:衛星データの有効期限が確認可能です。

   -- 座標フォーマット:経度と緯度/MGRS/イギリス座標


地図:地図の方向とマップスタイルが設定可能です。

   -- 地図の方向:上向き/ノースマップ

   -- マップスタイル:地形図/等高線図/ハイブリッドマップ/地図オフ


標高アラート:COROS APEX Pro/APEX 2/APEX 2 Pro/VERTIX/VERTIX 2/PACE 3で利用可能です。標高が2500mを超え、心拍数が通常より高くなるとアラートが鳴ります。


デバイス情報:ウォッチのID/ハードウェアバージョンなどが確認できます。

全設定リセット:全ての設定をリセット/工場出荷状態に戻す(全てのデータを削除)を設定できます。

電源オフ:ダイヤルを押すと電源がオフになります。